Blender業界の登竜門 例のドーナツ完成。制作過程で学んだテクニックや知らなかった機能をまとめていく。

ドーナツの形状を自然に見せるモデリング


プロポーショナル編集を使って凹凸を作る、ショートカットは「O」


中央部のへこみはスカルプトで作る、スカルプトは頂点編集で作りづらいものを作りやすい。頂点を細分化せずにスカルプトする場合はダイナミックトポロジーを使う。編集した場所の頂点を増やすので、SSかけてる場合は使わない。今回は使わない。


アイシング(上面を覆うペースト)の細部もプロポーショナル編集を使う。


途中経過のモデリングで仮ライティングでレンダー。この状態で自然に見えるように作る。画像は大分いい感じに出来てるのでは?


カプセル状のモデリング


ドーナツにトッピングされているあれのモデリング。ちなみにスプリンクルって言うらしい。形状はカプセル状なんだけど、作り方がパッと思いつかなかったのでメモ。


円柱からつくるのがいいのかな?と思っていたけどUV球から作ってもOK。上面の頂点を移動で伸ばすとカプセル状になる。


平たくするにはスケールをZ方向に縮小、円柱からよりこっちの方が楽に作れそう。


パーティクルを使ってプリンクルスを散らす


プリンクルスをアイシングの上に散らすには、パーティクルを使う。アイシングを選択、エミッターをヘアに、レンダリング方法をオブジェクト。パーティクルに使いたいオブジェクトをインスタンスに設定。インスタンスとは実態という意味、Unityでも同じ用語が使われる。


でもこれだとバラバラなので向きを正しく修正。詳細設定にチェック、回転にチェック、軸をノーマル(法線方向)これでアイシングの面の法線に沿う。


アイシングの裏側、こちらにも配置されてしまっているのでこれを直す。直すにはウェイトペイントを使う。


こんな感じでペイント、サイドは少なめに。


これをパーティクルの頂点グループに設定、これで裏側の配置は直る。


※Tips②マテリアルに続く