この世にキーボードというものが誕生して以来忌み嫌われてきた存在、七つの大罪の一つ、人類の敵、そうCaps Lock。Aキーの横にあり誤操作により入力不能になるこのいらない存在にIME ON / OFFの大役を与えてあげることにする。

愛用キーボードはDucky One 2 SFの静音赤軸(ピンク軸)

US配列

Win10のアプデによりMS IMEのバージョンが変わってホットキーのカスタマイズがしづらくなった。旧バージョンに戻すこともできるがPowerToysのKeyboard Managerで同じことができたのでやり方をメモしておく。しかしPowerToysは便利だ。

PowerToysダウンロード

Remap a Keyで[Caps Lock]とUS配列での[Alt + `]を入れ替える。キーの再マップで下記の画像のように割り当てる。マップ先の[IME Kanji]は[`]のこと。これだけでOK、ただし大文字固定になるCapsLock機能は使えなくなるので注意。

最近Google日本語入力からMS IMEに乗り換えたのでその理由もついでにメモしておく。

入力制度自体はどっちもそんなに変わらないレベルになってきた。ただ人名など固有名詞はさすがに完敗。それでも"クラウド候補"にチェックを入れて以前よりは全然ましになった。

なぜ乗り換えたかというとMS IMEは"別幅スペース"という機能があって全角入力時でも半角スペースを任意で打つことできる。これが思いのほか便利だったので思い切って乗り換えてみた。

設定方法は"キーとタッチのカスタマイズ"の中にある[Shift + Space]を"別幅スペース"に変更。これで[Shift + Space]で半角、[Space]で全角と任意で打つことができる。日本語入力時に半角スペースを打つ時いちいちIMEをOFFにする手間がなくなった。

Google日本語入力でもスペースを全て半角に固定することができるが、その変わり全角スペースが使えなくなるという弱点があるのでMS IMEの方が今のところ使いやすい。

これでより入力がやりやすくストレスフリーになった。邪魔のものだったCapsLockも役に立ってくれましょう。

はじめて役立つCapsLock

上でMS IMEの別幅スペースが便利と書いたけど、Google日本語入力でも同じことができた。つまりMS IMEの優位性は再変換くらいになってしまった。。。

下記画像のように[ Shift Space ]に「半角空白を入力」に割り当てれば同じ機能になりますね。。。

なんで気づかなかったんでしょう。

(゜ー゜ )

人類の敵じゃないCapsLockもあります。

CAPSULEのアルバムCAPS LOCKから

『CONTROL』