SMB 1.0の有効化でPCがスリープしなくなった時の直し方
PCがスリープしなくなった
前回nasneのファイルサーバー機能を使うためにSMB1.0を有効化した、という記事を書いた直後からPCがスリープしなくなった。正確にはスリープして数分すると勝手にスリープから復帰するという症状。有効化以前は問題なかったので確実に何かが悪さをしている。。。
原因の切り分け
当然無効化すれば直るでしょ?と気楽に思っていたのに直らなかった。そこで何が原因なのか一つずつ探ってみる。
SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート
有効化したしたものをオフにする。
効果なし
PCの復元
有効化以前の状態に復元してみる。
効果なし
スタンバイ解除の無効化
マウスとキーボードのスタンバイ解除を無効化してみる。
効果なし
効果なし
主な原因をやってみたが全部効果なしで困った。。。ということでGoogle先生に聞いてみるとイベントビューアーで何が復帰のトリガーになっているかを確認できるというので早速やってみた。
イベントビューアー
イベントビューアーの左ツリーからシステムを開く、中央のウインド上段のソースに「Power-Troubleshooter」と書かれている項目があるので探す。
中央下段の項目を確認してみると
スリープ状態の解除元 デバイス - PCI Express Root Port
と書いてある。このデバイスが原因になっているということ。PCIはインターフェースの規格のことなので繋いである何かが悪さしている。。。
で、こいつが何なのか具体的に探す。これ以上分からないのでこっからは手作業で調べてくことになる。面倒。。。
PCI Express Root Port
デバイスマネージャーを開いて以下の場所を確開く。
デバイスマネージャーー システムデバイスー PCI Express ルートポート
これのプロパティを一つ一つ確認していくのだけれど「電源の管理」のタブが無い。この中にスタンバイ状態の復帰の項目があるのだけれど、そもそも項目が無いので違う。
他にPCI Expressの項目が無いか探っていくと以下の場所に怪しいのがあった。
ネットワーク アダプターー Realtek PCIe GbE Family Controller
PCIeは略語になっているけれど同じ意味。GbEはギガビットイーサネットのことで、つまりこれはLANケーブルのソケットのこと。これのプロパティを開いてみると「電源の管理」の項目があった。これか?
解決
ということでチェックを外してスリープテストしたところ無事直った。これが勝手に復帰する原因だった。たしかにSMBは通信のプロトコルなので、有効化したときに何か影響を受けていたのかもしれない。スリープ中にnasne側から通信を受け取るとそのたびに解除されていた模様。このチェックを外しておけばSMB1.0を有効化してもスリープするので再度チェックして問題なし。
PCの復元で直らなかったのが解せないが、これで無事解決したのでよしとしよう。疲れた。。。
今日の一曲
寝ましょう
Va-11 Hall-A Original Sound Trask (Garoad)
A City That Never Sleeps
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿