Capture One Expressについて覚書
今は手放したんですがRX100M6を買ったときにCapture One Expressのライセンスが同梱されていたのでそれ以来使っています。ちょっと入れなおす機会があったんですが認証関係で少し調べながらやったので覚書。無料版Expressの記事がとにかく少ないので残しておくことにします。
Pro版との違い
実際は他にもたくさん違いはあるが、目立って不便だなと感じた点。
- セッションというプロジェクト単位の管理はできない。
- カタログは一つしか作れない。
- ライセンス認証できるのは1台まで(自宅ではメイン、出先でサブとかが出来ない)。
- レイヤーが作れない。
- フォルダの同期ができない。
つまり立ち上げると自動的にカタログが開き、そこで全ての作業と管理をすることになる。自分の写真を整理を扱う程度なら問題ないが、仕事単位で分けたりできないのでPro版の方が圧倒的に便利。
とはいえSONY純正のImaging Edgeに比べると天と地の差ほど優秀。とにかくサクサクでよく動く。それとfor SONY、for FUJIFILMと記載があるがそれぞれの現像ファイルに対応しているだけでアカウントを作れば誰でも無料で使うことができる。カメラを持っている必要もないので単に写真管理に使っても問題なし。
ウェブサイトの一番下、矢印の場所からダウンロード可能。
Lightroomと違って完全無料。
別のPCへのライセンス変更
Expressでは乗り換えの際にハードウェア認証を解除しないと入らない。アンインストールでは解除できないので注意。
例えばfor FUJIFILMからfor SONYにへの乗り換え手順。
まずは今使っているライセンスの認証を解除する必要があるので、ウインドの右下にある停止。
停止後にfor SONY用のライセンスコードと発行したIDを入力。
ライセンスを解除しておかないと、下のような警告が出て認証できない。Pro版だと3台まで認証できるがExpressは1台。
カタログの変更
次にカタログの変更方法。Express版では一つのカタログしか作ることができないので以前のカタログをインポートして使うことができない。デフォルトカタログを変更する必要がある。
既存のカタログファイルをダブルクリックして立ち上げようとすると下記のような注意書きがでる。WinではAltキーを押しながら起動してカタログファイルを指定する。
参照から既存のカタログファイルを選ぶと引き続き利用できる。
用語
バリアント
オリジナルではないクローンのようなもの、別の補正を試す場合はバリアントを増やして色々なパターンを試せる。これを使うことで非破壊編集ができる。
アルバム
手動で写真を追加できる仮想フォルダ。
スマートアルバム
条件指定で画像を自動で追加できる仮想フォルダ。
プロジェクト
アルバム、スマートアルバムを内包できる仮想フォルダ、親フォルダのようなもの。プロジェクトに他のプロジェクトを含めることはできない。
グループ
グループ、プロジェクト、アルバムを入れることができる仮想フォルダ。グループの中にグループを入れることができる。
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