残念な出来だったバーチャルオートサロン参加レポート
今年はオンライン
モーターショーと並んで国内最大級のクルマの総合展示会、東京オートサロン(以下TAS)が昨今の事情を鑑みてオンライン開催に切り替わりました。
昨年はコロナ騒動の前でしたので通常開催、自分も1日だけ遊びに行きましたね。毎年各社のモータースポーツ体制発表会行われるのでそれ目当てです。プラス仕事でメーカーのコンテンツを作って出展したこともあるのでCGや面白い展示物の見学など半分勉強もかねています。
今年はバーチャル空間と動画配信開催、バーチャルの方に興味があったので行ってみましたが、、、ハッキリいって残念すぎる出来でした。。
ただ直前の中止だったのでしょうがないとは思うんですけどね。。。
写真はコロナ騒動直前の昨年のオートサロン、TOYOYAブース。動画も展示も発表も面白かったですね。
何も起きない空間
早速バーチャル展示ルームに入ってみます。バーチャル空間上は幕張メッセのホールのように各社ブースが各ホールごとに区分けされて展示されている。
FP視点でプレイヤーを操作して各社回るわけですが、、、各ブースに行っても何も起きません。。。インタラクション皆無であるのはパネルにウェブサイトのリンクが貼ってあるだけです。
だけです。。。
一応ブースは立派に見えますが特に何も起きません。
それっぽい雰囲気は出てます。
クルマのバーチャル展示かと思いますが、、、
ただの写真パネルです。
スクリーンはあるけれど
一応各ブースの中央にはスクリーンがあって動画が流れてますが、見れたもんじゃありません。結局リンクからYoutubeに飛んで視聴します。見たら戻らなければならず非常に面倒。。。
このブースの中央に動画が流れています、近づいてみると、、、
とても画質の悪い動画流れていて、Youtubeのリンクが表示されます。結局Youtubeで見ることに。。。
例えばこの一見立派なPOTENZAブース、スクリーンもいっぱいあって楽しそう。早速入ってみましょう。
スクリーン前に来ました。一応動画は流れているんですが「open
link」の文字、結局Youtubeに飛んで視聴します。んー、ブースの意味。。。
入口付近にも「open link」ここから特設サイトに飛びます。
ここには何も情報がありません。。。
ブースの奥に行こうと思ったんですが、なんと進めません。え?奥になんか展示してあるんじゃないの?
ただのリンク集
残念ながらバーチャルブースを回る意味は全く無く、ただのリンク集です。検索して各社のウェブページに行ったほうが早いです。動画も全てYoutubeにありますし。。。
せめてクルマの3D展示でもあればよかったのに。。。
このブースも一見車の展示があって入って見れるかなと思うんですが、、、
近づくと何かおかしい、、、
横から見ると、あ、、、
ただのパネルでした。。。
ただリンク先が乗ってるだけの看板。。。
特設サイトあるよ!Youtubeに来てね!ってこれ最初からそっちに行った方が。。。
わざわざこのバーチャルブースに来る意味とは。。。
少ない視聴者だった動画配信
Youtubeの公式チャンネルで配信をやっていたんですがとても同時視聴者数の少ないこと。。。多いときで1500人、少ないときで300人くらいでした。オートサロンは10万人くらい来るイベントなんですけどね。。。
客層と相性の悪さ
今回のバーチャル展示はオートサロンの客層と相性悪いだろうなと思いました。運営も感じてたでしょう。。。ヤンチャな方が多いイベントなんでね。。。
バーチャルルームの方は操作がわからんって言ってる人を多数見かけました。いわゆるWASDか矢印キーで移動、マウスでカメラ操作というFP視点のゲームでよく使われる操作です。操作説明動画もありましたが、そもそも見ないんでしょう。。。
これ見ただけで入るの辞める人がいそう
PCが動かんって言ってる人もいっぱいいた、低スペックで3D空間が動かないんでしょう。スマホでも見れますが、操作性悪いので、まぁ見ないですよね。。。客層的にバーチャルやオンラインととにかく相性悪いイベントです。
TGSとはやっぱり違う。。。
そこそこのスペックを要求します、客層的には無理そう。。。
でもしかたないか
と、正直とても残念なイベントになりましたがしょうがないと思いました。発表中止のアナウンスが12/23、開催まで一か月を切ってます。しかも年末年始を挟んでいて準備期間ほとんど無かったはずです。急遽作ったんでしょう。チャンネルの方も急いで企画したんじゃないでしょうか。
これは責められない、むしろ運営さん頑張った。
今日の一曲
Super Sweepのカッコイイ曲でも聞いて水に流しましょう。
レースゲームRIDERACERからの一曲。
NAMCO SOUNDS
SLIDING BEAT
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